今日は、私が翻訳したカレン・ホーナイの言葉の中から、 一番大好きな、そして一番救われた話をご紹介します。
あなたは今、こんなふうに自分を追い込んでいませんか?
「もっと成長しなきゃ」
「今のままの自分じゃダメだ」
「どうして私は、あの人のように立派になれないんだろう」
本を読んだり、セミナーに行ったりして、 「自分を変えるための努力」を必死に続けているかもしれません。
でも、もしその努力が、 あなたを苦しめているとしたら?
今日は、そんなあなたに「努力」よりも大切なものについてお話しします。
どんぐりは、努力して樫の木になるわけではない
想像してみてください。 森の中に、ひとつの小さな「どんぐり」が落ちています。
このどんぐりは、将来、立派な「樫(かし)の木」になる可能性を秘めています。
さて、このどんぐりが木になるために、 「私は立派な木にならなきゃ!」と必死に努力したり、 「木になるためのセミナー」に通ったりする必要があるでしょうか?
……ありませんよね。
どんぐりに必要なのは、「よい土壌(土)」と「水」と「太陽」だけです。
精神科医カレン・ホーナイはこう言いました。
「どんぐりは誰かに教えてもらわなくとも、環境が整えば自然と大きな樫の木に育ちます」
「同様に人間にも本来成長する力が備わっていて、適切な条件さえあれば自然に発達していくものなのです」
あなたが咲かないのは、あなたが弱いからではない
これは、私たち人間もまったく同じです。
あなたの中には、すでに「あなたらしく生きる種」が眠っています。 それは、誰かに教わらなくても、無理に引き出そうとしなくても、 「条件」さえ整えば、勝手に伸びていくものなのです。
もし今、あなたが「成長できていない」「変われない」と感じているなら。 それは、あなたの種が悪いのではありません。 あなたの努力が足りないわけでもありません。
ただ、あなたが落ちた場所が、 冷たい「コンクリート」の上だった。 それだけの理由かもしれません。
批判ばかりされる環境。 「ちゃんとしなきゃ」と緊張し続ける環境。 失敗が許されない環境。
そんなコンクリートの上で、 「さあ、根を張れ! 大きくなれ!」と自分を叱咤しても、 それは無理な話です。
どんなに立派な種も、コンクリートの上では芽が出ません。
必要なのは「肥料(ノウハウ)」ではなく「土(安全基地)」
だから、どうか自分を責めるのをやめてください。 あなたが今やるべきことは、 自分を変えるために必死に「肥料(知識やスキル)」をふりかけることではありません。
まずは、コンクリートの上から移動することです。
あるいは、今の場所に 「ふかふかの土(安心できる場所)」を持ち込むことです。
- 否定せずに話を聞いてくれる人。
- 「そのままでいいよ」と言ってくれる時間。
- 失敗しても笑ってくれる場所。
私たちはそれを「安全基地(セキュリティーベース)」と呼びます。
安心できる土さえあれば、あなたは「頑張ろう」と思わなくても、 自然と根を張り、葉を広げ、あなたらしい花を咲かせることができます。
「変わろう」とする前に、まずは「休める土」を探しませんか? このブログが、あなたにとっての小さなプランター(土壌)になれば嬉しいです。
【追伸】
「そうは言っても、私の周りにはコンクリートしかない…」
「どうすれば、その『土』を作れるの?」
そう感じた方は、私が書いたハンドブック『生きづらさの処方箋』を受け取ってください。
今日お話しした「どんぐりの話」をはじめ、 あなたがコンクリートの上で傷ついてしまった心を、 どうやって癒やしていけばいいのか。
その具体的なヒントを、100ページ以上にわたってまとめています。 (※今日のお話は、P.20 に詳しく載っています )
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